この記事では、アンカー(Anker)のポータブル電源の「Anker Solix C800」と「Anker Solix C800 Plus」の違いを比較して、どちらを買うべきか解説しています。
結論から言うと、今買うなら迷わずC800 Plusを選んでください。
価格差がほぼない(またはセール時に逆転する)今、C800を選ぶ理由がほとんどなくなっているからです。
記事の続きでは2機種の違いを完全解説し、あなたの用途に合った選び方をお伝えします。
Anker Solix C800とC800 Plusの違い
違い①:スペック
なんとC800とC800 Plusの違いは、本体上部の機能だけです。容量・出力・充電速度・ポート数など、全て同じスペックです。
Plusの方が400g重いですが、元々が10kgを超えているので、気になるレベルではありません。
| 項目 | C800 | C800 Plus |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 768Wh | 768Wh |
| 定格出力 | 1,200W | 1,200W |
| 瞬間最大出力 | 1,600W | 1,600W |
| 充電時間 | 約58分 | 約58分 |
| ACコンセント | 5口 | 5口 |
| USB-C / USB-A | 各2口 | 各2口 |
| サイズ | 37.1×20.5×25.0cm | 37.1×20.5×25.0cm |
| 重量 | 約10.5kg | 約10.9kg |
| バッテリー種類 | LiFePO₄(リン酸鉄) | LiFePO₄(リン酸鉄) |
| 充電サイクル | 3,000回以上(85%維持) | 3,000回以上(85%維持) |
| 上部機能 | 収納スペース | LEDライト×2+伸縮ポール |
| 定価(税込) | 99,990円 | 109,900円 |
違い②:機能
C800の上部はフラットな収納トレー(くぼみ)になっています。
スマートフォンや小物を置いておくことができ、シンプルで使いやすい設計です。
ただし、これだけのためにPlusより安いモデルを選ぶ理由にはなりにくいです。
C800 Plusは、本体上部から伸びる2灯式LEDライトです。
- 伸縮ポールは最大約1mまで伸長可能
- 左右に角度調整ができ、広範囲を照らせる
- キャンプサイトのランタン替わりとして十分な明るさ
- 本体のバッテリーから給電するため、乾電池不要
- ポールをしまえばコンパクトに収納可能
夜間のキャンプや停電時の室内照明として非常に実用的です。「ポータブル電源とランタンを別々に用意する手間が省ける」という口コミが多く、実際のキャンプユーザーから高評価を得ています。
違い③:価格
2026年4月現在、定価ではC800 Plusのほうが約10,000円高い設定です。
しかし、Ankerは頻繁にセールを実施しており、セール時にはC800 PlusがC800より安くなる逆転現象が起きています。
価格が同じ、またはPlusのほうが安いなら、LEDライトが付いているC800 Plusを選ばない理由がありません。
Anker Solix C800とC800 Plus【用途別】おすすめ
キャンプ・アウトドア派 → C800 Plus一択
キャンプでは夜間照明が必須です。C800 Plusのポール付きLEDライトはサイトをしっかり照らせるうえ、荷物を減らせます。ポータブル電源とランタンを一台にまとめられるのは大きなメリットです。
防災・家庭用備蓄派 → C800 Plus推奨
停電時のライフライン確保として、照明機能は非常に重要です。真っ暗になった室内をC800 Plusのライトで照らしながら、スマホ充電や家電を動かすことができます。防災目的でも付加価値のあるC800 Plusが適しています。
車中泊派 → どちらでも可(価格次第)
車中泊では車内照明があるため、LEDライトの優位性はやや薄まります。とはいえ価格差がほぼない現状では、やはりC800 Plusを選んでおいたほうが後悔しないでしょう。
C1000との比較:容量アップは必要?
「せっかくなら大きいほうがいいかも」と迷う方向けに、上位モデルSolix C1000と比較してみました。
| 項目 | C800 | C800 Plus | C1000 |
|---|---|---|---|
| 容量 | 768Wh | 768Wh | 1,056Wh |
| 定格出力 | 1,200W | 1,200W | 1,500W |
| 重量 | 10.5kg | 10.9kg | 約14kg |
| LEDライト | なし | あり | なし |
| 定価(目安) | 99,990円 | 109,900円 | 139,900円前後 |
C1000を選ぶべき場合:
- 冷蔵庫や電子レンジなど消費電力の大きい家電を長時間動かしたい
- 停電時に丸1日以上の電力を確保したい
- 重さより容量を優先したい
C800 / C800 Plusで十分な場合:
- スマホ・タブレット・ノートPC・小型家電がメイン
- キャンプで1〜2泊分の電力で十分
- 軽さ・持ち運びやすさを重視したい
C1000について知りたい方は以下の記事で詳しく紹介しています。
よくある質問(FAQ)
Q. C800 PlusのLEDライトは本体から取り外せますか?
A. 取り外しはできません。本体に固定されており、ポールを収納することでコンパクトになります。
Q. LEDライトだけをオフにして使えますか?
A. はい、ライトのみオフにして電源としてだけ使うことができます。
Q. 充電しながら使える(パススルー充電)?
A. 両機種ともパススルー充電に対応しています。ただし、バッテリーへの負荷がかかるため日常的な使用は推奨されていません。
Q. 太陽光パネルで充電できますか?
A. 両機種ともソーラー充電に対応しています。Anker純正の Solix PS400などと組み合わせて使用可能です。
Q. 保証期間は?
A. 両機種ともAnker公式では最大5年の延長保証に対応しています(登録が必要)。
【2026年夏】停電時の暑さ対策として選ぶならどっち?
2026年の夏は、東日本を中心に過去10年で最も深刻な「供給力不足」に陥るリスクが指摘されています。
もしもの時の「生活防衛」の視点から、Anker Solix C800シリーズの2機種をどう見るべきか解説します。
明かりをスムーズに確保したいなら「C800 Plus」
上位モデルの「C800 Plus」には、本体上部に「着脱式のLEDライト(伸縮ポール付き)」が搭載されています。
- 突然停電して暗闇になっても、本体から引き抜くだけで独立したコードレスランタンとして使える
- 伸縮ポールを伸ばしてリビングのテーブルなどに立てれば、部屋全体を上から広く照らせる
- スマホの充電、扇風機の稼働、部屋の明かりの確保がこれ1台で完結する
夜間の停電時に「明かりの準備」を別にする必要がないため、万が一の備え(防災目的)として考えるなら、C800 Plusを選んでおくのが無難で安心な選択になります。通常時の実勢価格の差も数千円程度であることが多いため、ライトが付いているメリットは大きいです。
少しでも予算を抑えたいなら「C800」
通常モデルの「C800」の上部はフラットな収納スペースになっています。
- すでに自宅に十分な数のLEDランタンや懐中電灯を備蓄している場合
- 夜間の照明機能は不要で、純粋に「電源」としての機能だけを求めている場合
このような環境であれば、通常モデルの「C800」でも十分に役目を果たしてくれます。セール時などでPlusよりも価格が明確に安くなっている場合は、こちらを選ぶのもいいと思います。
【注意】エアコンを長時間動かすことはできない
非常に優秀なAnker Solix C800シリーズ(容量768Wh)ですが、2026年の猛暑対策として購入する前に、必ず知っておくべき「電気の現実」があります。
それは、「家庭用エアコンを長時間動かすには、容量が足りない」という点です。
もちろん、定格出力が1,200Wあるため、スペック上は家庭用エアコン(6畳〜10畳用など)のコンセントを挿せばスイッチを入れて冷風を出すこと自体は可能です。
しかし、バッテリー容量が768Wh(実質使えるのはロスを考慮して約650Wh)しかないため、約30分〜1時間でバッテリーが完全に空になります。(室温が35℃を超える状態から運転を始めた場合の消費電力600W〜900Wで計算)
そして運良く一度部屋が冷え、省エネ運転に落ち着いた場合(消費電力200W〜300W)でも、
長く持ってもトータルで1時間半〜2時間弱が限界です。
このように、動くことは動きますが「数十分〜1時間程度で切れてしまう」ため、真夏の暑さ対策・防災用の電源としては実質使えないと考えておくのが現実的です。
もしエアコンの使用が目的であれば、もう1〜2クラス上の大容量フラッグシップモデル(容量1000Wh〜2000Wh超クラス)を検討する必要があります。
Anker Solix C800とC800 Plusの違いについてまとめ
結局どっちを買うべきかと悩む場合は、C800 Plusがおすすめです。
価格差がない今、LEDライトが付いているほうが絶対お得だからです。
C800を選んだ方がいい人は、C800 Plusより明確に安くなっている場合のみです。
Anker Solix C800 PlusはLEDライト付きで、今や価格差もほぼないコスパの高いポータブル電源です。 迷っている方はセール情報をこまめにチェックし、C800 Plusを狙いましょう。
C300を検討している方は以下で詳しく解説しています。

コメント